ここにきて、モバイル界隈が非常ににぎやかになっています。
モバイル好きには話題がありすぎてうれしい状況です。
そんな中で、動向が注目されている楽天モバイルが新たなプランのリニューアルを発表しました。
最強プラン
今まではRakuten UN-LIMITという名称で1プランをバージョンアップしてきました。現在は0円を廃止した後のRakuten UN-LIMIT Ⅶです。
昨日、SNSなどで公式が意味深な記載をしていました。投げ売り中のRakuten Hand5Gの後継機の発表か、はたまた値上げか、スペースモバイル計画の進展かなどと思っていましたが、ここにきてのauローミングの再強化、だけではなく使い放題への組み込みというまさかの発表でした。
その名も「最強プラン」
欠点だったエリアを改めてauローミングで補いなおし、5GBまでしか高速通信ができない仕様だったauローミングを無制限に変更。(超過後は1Mbpsで使用は可能)価格は据え置き。
これは良改善ではないしょうか。楽天モバイルを使い続けるうえで、最大の欠点だったエリア問題。次に欠点だったローミングの最大データ量。この二つを解決してきたわけですから。
楽天モバイルは5Gでの拡大に注力?
楽天モバイルも昨年からはこんな場所にもアンテナがあるよ。と思えるところにまでアンテナが配置されています。とはいえ、使っている周波数帯から他社のような大規模アンテナで広くカバーできるわけではなく、多数のアンテナを配置する、昔のPHSのような状態で今後も今と同じ状態であればこれからも非常に多くのアンテナが必要だと思われます。しかし、時代は各社とも5Gに注力している時代です。そうした中で、これ以上終わりを迎えていく4Gのエリアを拡大するよりも、ここまで来たら改めauでカバーした方が安価で顧客満足度も上がるだろうと判断したのではないかと思っています。
au側も競争相手ではあるけれどローミング収入を得る方が得策と判断したのかなと思っています。
auエリアでは4Gのみだが現状困らない
auローミングでは基本的に4G通信のみになるようです。とはいえ、今のところ普通に利用する分には4G通信で困る場面というのは少ないように感じています。よほど、アップデートが多い方やゲーム需要がある方でなければ、動画サイトなどを多く見る方にとってはコスパは最強だと思います。
贅沢言うと刻んでほしいけれど
多く使う方にとってはコスパ最強だと思いますが、データ利用だけを考慮した場合、中容量需要の方にとっては割高になる可能性があります。特に3GBを超えただけで2,178円は高いです。この辺り、普段のパケット利用量を確認しながら加入する必要があると思います。正直10GBあたりでワンクッションほしいところです。
また、価格比較の面では電話需要も考えながらになるかと思います。楽天モバイルはRakuten Linkを使えば通話料は無料です。他社も電話使い放題オプションまでつけると似たような価格、もしくは高くなりますので、Rakuten Linkは通話品質の面で指摘されることも多いですが、そのあたりを改善するためにモバイル通信優先にするなど改善にも取り組んでいるので0円で使えるという点を考えると安価だと思います。
1円のRakuten Hand5Gと組み合わせて
先日書いた、Rakuten Hand5Gの1円セール。
最初と比べると台数制限が厳しくなってきたので、在庫も少なくなっているのだと思いますが今のところ販売中なので、この組み合わせもいいのではないでしょうか?もしくはルーターを購入して、固定回線の置き換えも通信費の抑制が出来るかもしれません。
デスクトップ版Rakuten Link
もう出ないのかと思っていたデスクトップ版のRakuten Linkですが、今年8月をめどに利用が始まるようです。PCでRakuren Linkによる電話やメッセージ送信ができるようになるとのことで、個人だけでなく経費を節約したいビジネスユーザーの利用も見込まれるのではないでしょうか。
楽天モバイルには頑張ってほしい
色々な意見もあると思いますが、通信料が下がるきっかけになった一つの要因は楽天モバイルの存在だと思っています。そして、この価格に慣れながらも通信品質の面で離れていった方の受け皿になったのは、MVNOや大手キャリアのメインではなくサブキャリア。消費者もとにかく大手キャリアという流れから変わるきっかけになったり、サブ回線を所持するきっかけとなったりと、新たな方向のきっかけになったと思います。
また、個人的にエリアが拡大していく様を見るのが楽しみで、すでにほぼどこでも使えるようになっている三大キャリアではその楽しみも小さい。その点からも楽天モバイルには頑張ってほしいです。
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