楽天モバイル0円ユーザー争奪戦~8月までにゆっくり選びましょう~

楽天モバイル0円終了が発表されてから、他社の既存のサービスで申し込みが殺到したり、新たな顧客獲得策と思われるサービスが登場したりしていますね

完全に0円で納めるには8月末までの契約のようです。

10月まで実質無料で使えるんじゃ無かったの?

先日楽天モバイルの0円終了が発表されましたが、その中で、9月10月分はポイント還元され、この2ヶ月分は実質0円と言うことでしたが、9月分の付与が11月末、10月分の付与が12月末と言うことでこの11月・12月は契約を続けておく必要があるようです。この為、0円完全終了後も2ヶ月は1,078円払い続ける必要があります。これも良しとしない方は8月末までに契約を解除しておく必要があります。

11月・12月については3GB程度は使ってやると思っている方は契約を続ける選択肢もありますが、3GBを超えた瞬間に2,178円になるので注意が必要です。Android端末では標準でデータセーバのような機能がありますが、この機能を使うと完全にデータ通信を遮断するので、Rakuten LinkもWi-Fi下以外では使えなくなります。現実的には8月末までに移行先を決めるのが無難なようです。

また、9月10月のポイント付与もあくまで、1GB未満の方にのみ付与されるものなので、1GBを超えて利用すると付与されませんのでこの部分も要注意です。

乗り換え候補は盛り上げっています

どんな乗り換え候補があるの?

povo2.0

最有力となっているのはやはりpovo2.0ですね。Twitterでもかなり煽ってるなあと言うツイートをしていましたし、KDDIの高橋社長も0円を辞める理由が無いと言っています。プラン設計の思想が異なるので、当面はこのスタンスで行ってくれるのでしょう。

先日には楽天モバイルオリジナル端末では新しい機種の「Rakuten BIG s」「RakutenHand5G」の対応も発表して、完全に取りに行ってますよね。

必要なときに必要な分だけ使いたい需要にはピッタリ合致するのが、povo2.0ですね。

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ゼロから、君のやりかたで。基本料0円から始めるpovo2.0。au回線のスマホプランだから速度もエリアも品質も安定!eSIM対応、期間縛りなし、事務手数料なし、データ使い放題もトッピングが選べて、5Gにも対応!乗り換えにおススメ!

今なら、Amazonでエントリーコードを入手してpovo2.0に加入するとAmazonポイントが500ポイントもらえるキャンペーンも実施中です。エントリーコードの価格は通信費込みの価格なので、500ポイント分トクする形です。3GBと20GBのエントリーコードが販売されていますが、楽天モバイルで0円運用していた方には3GBでしょうか。20GBも使うなら、通信品質に問題が無い場合は楽天モバイルを維持することをおすすめします。
povo2.0は約180日無課金(有料トッピングの購入が無い、一定以上通話がされていない)だと強制解約となるので、最初にこちらで半年の維持費だと思って990円の課金してしまうのも手ですね。実質490円ですから。

LINMO

新たに仕掛けてきたのが、LINMOですね。ahamo・povo・LINMOと大手キャリアのオンライン専用格安プランとして登場した中で、オーソドックスなahamo、途中で方針転嫁して尖ったpovo2.0と異なり、若干目立たない存在になっていたLINMO。LINEサービス使い放題を武器としていましたが、元々、そんなにLINE自体がデータを使うサービスでは無いですからちょっとインパクトが弱かったですよね。そこで、途中でMVNO潰しとも言える3GB+LINE使い放題990円のミニプランを投入し、安定的な通信品質とpovo2.0のようなトッピングの手間も避けられると言うことで、存在意義も出てきました。

そんな、LINMOも楽天モバイル避難民の獲得に動きました。
「ミニプラン契約後半年間 実質0円」
月額基本料分をpaypayで還元してくれると言うもので、乗り換えだけでは無く、新規契約も対象です。
楽天モバイルの場合、良きにつけ悪しきにつけワンプランなので、3GBを超えると価格も倍になりますが、こちらは3GBを超えると速度が「300Mbps」に低下するだけで、月額料金が上がるわけではないので、安心ですし、楽天モバイルの1,078円より固定費も安く利用出来ます。
そして、普通の通話よりも通話は専らLINEという方は特に親和性の有る通信プランです。

また、他のキャンペーンのうち「通話オプション割引キャンペーン」「LINE MUSIC6カ月無料キャンペーン」との併用が可能です。

IIJmio

 MVNOでも4年連続シェアNo.1のIIJmio。5/31までは12ヶ月データ容量1GB増量キャンペーンも行われています。データ専用プランならesim2GB(5/31までは12ヶ月データ容量3GB)で440円~、音声通話有りのプランで850円~利用することが出来ます。
シェアも大きく価格も低価格なので、楽天モバイルの0円廃止発表後はpovo2.0とともに申し込みが集中した会社のひとつです。

回線はDoCoMo回線とau回線を選択でき、キャリア端末も比較的利用しやすくなっています。但し、au回線はデータ専用プランは契約できません。

IIJmioでは乗り換えの場合、端末をを同時購入することで安価に入手することも可能なので、現在持っている端末のサブ端末として購入してみるのも良いかもしれません。但し、110円の端末はエントリークラスで、あまり使わない人向けなので、10,000~20,000円程度で購入できる端末を入手するのがコスパが良いかと思います。
なお、端末セットで安価に購入する場合は音声simでの契約が必須です。

IIJmioは価格面で安価なもののいくつかデメリットもあります。
一つ目がかけ放題を利用する場合はみおふぉんダイアルアプリを使うかプレフィックス番号(0037-691)を先頭につけて発信を行う必要があります。
かけ放題は5分(500円)、10分(700円)、無制限(1,400円)が用意されています。
次のデメリットとして契約事務手数料3,300円(税込)が必要です。現在は一部プラン向けにキャンペーンが有り、通話sim以外では半額の1,650円(税込)で住みます。


端末購入はせず、SIMのみを購入(契約)したい場合は若干の費用負担で事務手数料をほぼ0円にして払わなくて良い方法があります。
エントリーパッケージの購入です。様々なショッピングサイトや一部家電量販店の店頭でも販売されています。すぐに入手したい方は、ダウンロード版がおすすめです。
端末をIIJmioでお得に入手したい方はこの方法は使えませんのでご注意下さい。
公式サイトからエントリーパッケージを利用せず通常の申し込みを行って下さい。

日本通信 「合理的シンプル290」

ここに来てにわかに注目されているのが、日本通信の「合理的シンプル290」です。
詳細は以前に記載したページを参照して下さい。

月額290円~使えるプランで、最低料金での維持を考えている方にはマッチする可能性が高いプランのひとつです。通話が30秒11円と他社より安く、専用通話アプリも不要です。月70分までかけ放題700円というオプションも用意されています。5分かけ放題は時間的に微妙だけど、完全かけ放題までは必要の無い方には良いオプションです。290円の通信量は1GBとなっています。月の通話が70分まで、データも1GB程度でなら通話オプションを付けて990円です。

これはメリットでもあり、デメリットでもあるのですが、楽天モバイルは1プランなので、3GB以上使ってしまうと料金が跳ね上がりますが、合理的シンプル290は契約通信量を超えると、公式サイト向け以外は通信がほぼ出来なくなり、料金が意図せず高くなることはありません。必要に応じて追加するだけです。

この他の注意点としては、DoCoMo回線のみなので、au端末、ソフトバンク端末の場合は、使えないエリアが大きくなる場合があります。DoCoMoの端末もしくは予めSIMフリー版としてメーカーから販売されている端末で利用することをお勧めします。au端末、ソフトバンク端末でSIMロック解除していても電波をつかんでくれないBand問題があるので、この点要注意です。
また、データくりこしが無いので、月末にデータ容量を追加しても次の月に反映されることはありません。また、低速モードなどは用意されていません。

HISモバイル 「自由自在プラン」

HISモバイルも290円のプランが予定より前倒しの5月19日から始まりました。その名も「自由自在プラン」(これも楽天モバイルユーアーを意識しているのかも)
このHISモバイルは旅行大手のHISと日本通信が共同で設立しているからかも知れませんが、同じ290円~でも似て非なるプランとなっています。こちらの方がちょっと尖ったプランです。

HISモバイルの290円ではデータ通信量は100MBです。これを超えると550円で1GBとなります。
290円で利用するのは完全に通話ONLYの方向けといえます。
HISモバイルのこのプランが通話の方向けと言えるのが、日本通信よりも更に安い30秒9円と言うところです。こちらも専用通話アプリは不要で大手の半額以下です。

こちらの通話定額オプションは5分かけ放題500円と完全かけ放題1,480円が用意されています。通話品質はDoCoMo回線なので、Rakuten Linkの通話品質に不満の方にも安心です。

逆に通話に事は考えない方には1GB550円、3GB770円、7GB990円なので、Rakuten UN-LIMITⅦよりもお得です。どうせ1,078円払うくらいなら、こちらの方が良いという方もいるでしょう。

なお、新規契約時には事務手数料3,300円が必要になります。
また、このプランはDoCoMo回線なので、こちらもau端末、ソフトバンク端末の場合は使えないエリアが大きくなる場合があります。DoCoMoの端末もしくはSIMフリー版として予め販売されている端末の利用をお勧めします。

国内向けプラン(自由自在290プラン) | 格安SIM(スマホ)ならHISモバイル
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mineo 「マイそく」

mineoは使い方によってはお得になるプランが多いです。普通に使うと他社と比較するとどちらかと言うと価格が高めのMVNOでは無いかと思います。

そんな中で、尖ったプランが「マイそく」です。通常契約のオプションとして提供されている、パケット放題Plusが形を変え、基本プランのひとつとして提供が始まった物です。

このマイそくは中速度の1.5Mbps・3Mbpsしかで無いが、その分使い放題というプランです。3Mbpsは月額2,200円もするのであまりメリットは感じません。プラン違いですが、パケット放題Plusの1.5Mbpsで不満を感じるシーンは少ないので、月額990円で済む1.5Mbpsで良いかと思います。

では、何が尖っているかというと祝日を含む月~金の12:00台は32kbpsに速度制限されます。povo2.0を0円で維持しても128kbpsは出るのに、32kbpsです。ほぼ何も使えません。要は混雑時間には使わせませんと言うものです。

この時間帯に絶対に使うことのない人向けです。
但し、予め平日の12:00台に使うことが想定される場合には24時間高速使い放題を適用する手があります。330円必要ですが。

Rakuten UN-LIMITⅦがサブ回線で、1,078円課金するくらいならこちらを選ぶことで、使い放題を手に入れると考えると安くすむとも考えられます。
YouTubeやAmazon Primeで利用しますが、余り不満を感じるシーンはありません。強いて言えば、写真多めのサイトの読み込みが若干弱いです。

メイン回線があり、補助としてデータを多用する場面で使うには良いプランかもしれません。

mineo(マイネオ)

乗り換えを考える方・維持する方

どうするのがいいのかな?

ここでは0円運用だけでは無く、その他のデータ量も含めて書いています。

乗り換えた方が良い方

現在の楽天モバイルの利用シーン考えたときに乗り換えを考えた方が良い方として

①0円だから契約していた
②緊急用のサブ回線として、普段はほとんど使っていない。
③Rakuten Linkの通話品質に不満だが、通話が0円だから我慢して使っていた。
④1GB弱は使っていて、通話は余りしない。
⑤楽天モバイルでのデータ通信量が中容量程度の方。3GB~10GB程度だと他社の方がお得な場合が多いです。

維持しても良い方

維持しても良いと思われる方として

①楽天市場のヘビーユーザー⇒ポイント還元が増えます。
②Rakuten Linkを多用している方で不満も無い方⇒他社の完全かけ放題で1,078円で済む会社は今のところ見当たりません。
③データ通信を20GB弱利用している方⇒20GB弱の価格は割安です。
但し、メイン回線とマイそくを組み合わせてしまう手も有ります。

0円運用を行っていて、今後も積極的に使う回線では無い場合、データ通信を少し、通話も一定で意図必要な方は乗り換えを検討、通話メインで安く済ませたい方は維持、データをそれなりに使用している方もエリアに不満の無い場合は維持、そんなところでしょうか。

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