楽天モバイルローミングエリア縮小加速

昨日、楽天モバイルのエリアマップが更新されました。

4月4日時点のエリア

楽天モバイルのエリアは広くなってるの

大都市圏だけでは無く、地方部でも着実に広がって来ました。私が時々訪れるような場所で、現在エリアになって居ない場所でも楽天モバイルのアンテナ用の電柱を良く見かけるようになりました。
これからもエリア拡大は進んでいくのは間違いないと思いますが、電柱が建っていても、長期にわたりエリアマップに反映されなかったり、更新毎に予定エリアになったり、消えたりを繰り返すところもあり、この辺り、安定させて欲しいなと感じます。

また、点の広がりは大きくなってきましたが、連続性のある、線の展開はまだまだ時間がかかりそうです。

中国地方を一例にすると山陽地方では比較的連続性のあるエリアになりつつありますが、中国山地周辺は基本的に点のエリアで、auローミングエリアがほとんどを占めています。

auローミングエリア縮小加速

ローミングエリアってまだまだ必要じゃ無いの?

まだまだ、不可欠に思えるauローミングエリアですが、縮小の速度は加速しているようです。

2022年3月現在
2022年4月以降

関東地方の一例です。オレンジ色がローミングエリアです。

東京23区は地下鉄エリアを除き、元々ローミングされていませんでしたが、それ以外の地域も2022年4月以降は大幅にローミングエリアが縮小される見込みです。

エリアマップ上では楽天モバイルのオリジナルエリアが広範囲でカバーしていることが分かります。

2022年3月現在
2022年4月以降

最初に記載した中国地方に一部四国地方も入っていますが、こちらも瀬戸内海周辺地域のローミングエリアが2022年4月以降のエリアマップでは大幅に縮小しているのが分かります。

楽天モバイルではローミングエリアの費用負担が重荷になっていると言われていることから、ある程度自社エリアのめどが付いた場所は積極的にローミング解除に動いているようです。

サブ回線はあった方が安心

ローミングエリアが無くなって大丈夫なの?

きっちり入るエリアではローミングエリアが無くなる事でのメリットがあります。楽天モバイルので電波を確実につかめて、高速通信のデータ容量無制限の恩恵を受けることができるという事です。
ローミング併設エリアの場合、エリアマップ上は楽天モバイルでもわりとauの電波をつかんでしまい、思ったようにデータ無制限の恩恵を受けられないことがありました。私の普段の行動圏では併用中は楽天とauが行ったり来たりする場面がありましたが、数ヶ月前にローミングされなくなってからは圏外になることも無く、楽天エリアを保っています。

行動圏内で楽天モバイルがしっかりつかめれば良いのですが、プラチナバンドに比べて、屋内や地下、山影などに弱い電波を利用している楽天モバイルではエリア圏内でも圏外になってしまうこともあります。そうした場所を多く利用する方に取ってはデメリットになります。
この為、楽天モバイルとは別にサブ回線を持つのが良い選択になるかと思います。ここ最近は、0円で利用出来る「povo2.0」(約半年間で660円以上の利用が無いと解約されることがあります)や月額290円~利用出来る、日本通信の「合理的シンプル290」、通話はありませんがデータ専用のIIJmioのesimは440円~と各社から保管できるプランも数多くあり、2契約しても安価に維持することが出来るようになりました。2契約で補完しておくことで、エリア圏外問題以外に通信障害時も連絡手段を失うリスクを分散できます。端末のリスク分散で、2台持ちでも良いですし、1台で2枚のSIMを運用するDSDVでも良いかと思います。

今後も楽天モバイルのエリアがどうなっていくのか注目したいと思います。

IIJmio(みおふぉん)

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