3Gガラケーからガラホへの変更
auでほぼ通話用ならpovo2.0が維持費が安いかな

私が管理しているガラケー2つのうち、1つは身内に渡していてデータ通信もメールほぼ皆無で、時々数分やりとりするためのものです。ガラケーからガラホにする事は決まっているのですが、こちらの次の契約をどこにするか、ギリギリまで考えておりました。いよいよ3月。サービス終了間近なので決めるときが来ました。今回、いろいろと調べてみました。

現在の契約

今の契約はどんな感じ

この契約はプランEシンプルで契約しておりました。Eメールを送信する場合のパケットは無料という契約です。比較的安価で利用出来ていました。

これとは別に「安心ケータイサポート」に入っていて、通話は家族間利用のみだったので、もろもろで1,480円(税込)/月で維持していました。

切り替え先の選択肢

どんな選択肢が考えられる?

auのまま維持

auのままならどんなプランが有るの?

VKプランE(N)

ガラケー⇒ガラホをauで維持する場合の移行先として提示されているのが、「VKプランE(N)」です。現在、プランE利用者にお勧めと記載されています。

引用:au公式サイト

今までのプランEと大きく違うのですか?

確かに月額817円になるので、非常におトクですが、高額になる可能性も秘めたプランです。それはEメールをするためにLTE NETを付けた場合です。今まではEメールのパケットは無料でしたが、こちらはEメールもパケット費用が必要で、LTE NET利用料も月額330円(税込)かかります。
(現在もEメールをするにはEZ WIN330円(税込)の契約が必要でした)

LTE NETを付けた場合の月額は1,147円(税込)となります。

Eメールの通信料が無料では無くなったんですね。

データ通信量が20MBまでは無料ですが、ガラホになる以上Android端末なので今までに無かったアプリの自動アップデートなども行われる可能性が有ります。また、写真を添付した場合、今の写真は何もしなければデータサイズも大きくなってしまうので、20MBはすぐに使い切ってしまう可能性も有ります。ここで、問題なのはパケット代が非常に高額と言うことです。122MBで4,620円となることです。1GBにも満たないデータ通信でこの価格は・・・・。それも2.5GBが天井でそれ以降低速128kbpsです。
自分でパケットをコントロールする意識のある方であれば問題ないかもしれませんが、そういったことが難しい方は契約しては行けないのでは無いかと思われるプランです。
Eメールもしない場合にはLTE NETを外してしまうのが無難なようです。

通話料は?

私の場合、現状家族割の範囲で利用するので、通話料はかかりませんが、今後、他はスマホなので通信会社を変えていくこともあり得ます。この場合通話料が30秒22円必要です。
このプランには通話かけ放題のオプション設定がありません。ちょっとした通話の積み重ねが高い料金を招く可能性も有ります。

結果としてここまでの利用シーンを振り返るとメールもほぼ無く、通話も家族間主体なので、私の場合このプランでLTEを付けないがauでは最適解ですが、心情的にちょっとなあと思ってしまうプランでした。

ケータイシンプルプラン

ケータイシンプルプランはどんなプラン

2年契約適用Nで1,320円(税込)/月額となる、ケータイシンプルプラン。データ容量300MBも含まれていて、LTE NET利用料も含まれています。VKプランE(N)のようにデータは使えませんが、意図しない高額になる可能性が抑えられる分安全なプランと言えるかもしれません。

また、こちらの場合は5分間かけ放題の通話定額ライト2が880円(税込)、無制限かけ放題の通話定額2が1,980円(税込)で提供されます。

VKプランS(N)・VKプランM(N)

VKプランS(N)・VKプランM(N)はどんなプラン

VKプランS(N)は無料通話が27分間含まれているプランで、2年契約適用Nで1,097円(税込)/月額で利用出来ます。
一方のVKプランM(N)は無料通話が65分間含まれているプランで、2年契約適用Nで1,782円(税込)/月額で利用出来ます。

この為、電話をするので無料通話が欲しいけど、無制限までは必要なく、とはいえ1回の通話が5分では短いという方の選択肢にはなり得ると思います。
データ通信の部分はVKプランE(N)と似た従量制課金となります。ただ、この2つのプランはVKプランEより厳しく通信が発生した時点で10MBまで550円(税込)の利用料が発生します。
550円払えば他社では0.5GBや1GB利用出来るプランもあるくらいで10MB550円は非常に高額と言えます。
データ通信部分については更に高額(190.6MB使うと4,620円(税込)です。)になる可能性を秘めているので、Wi-Fi環境の無い方はEメールが利用出来なくなりますが、LTE NETを付けないのが無難そうなプランです。

積極的に利用出来そうなプランでは無い気がします。

au
auのオフィシャルサイト。個人のお客さま向けサービスをご紹介します。

他社にした場合

au以外は

2022年3月1日現在 なす調べ

できるだけ、通話をメインとして契約する事を想定して、各社のサイトから抜粋してみました。データ通信量込みの場合は最低データ通信量で記載しています。また、通信会社によってはガラホ利用を想定していない場合、契約する事自体、自己責任になると思っています。

ケータイプランの有るキャリア

この一覧の中でケータイ向けプランキャリアは、ドコモ、au、ソフトバンク、Y!mobileです。

ドコモ

ケータイプラン

シンプルに1プランです。基本料金1,507円(税込)に100MBのデータ容量を含んでいます。かけ放題は5分以内かけ放題オプション770円(税込)と無制限かけ放題オプション1,870円(税込)が有ります。

NTTドコモ
NTTドコモのオフィシャルウェブサイトです。ドコモのスマートフォンをお持ちでない方でも、ご利用になれる各種サービス、5G、Xi、FOMAなどの携帯電話情報、スマートフォン、iモードなどの料金プラン、モバイルサービス、サポート情報、ドコモ光などをご紹介します。

ソフトバンク

ケータイプラン

ソフトバンクは1,078円の基本料金に必要に応じてかけ放題やデータ容量をオプションで申し込む形です。データを使う可能性がある方や通話はケータイ、通信はテザリングでPCやタブレットという方には有り難いオプションです。

通話オプション
5分間かけ放題 880円(税込)
無制限かけ放題 1,980円(税込)

データオプション
100MB 330円(税込)
3GB 1,650円(税込)
ミニフィットプラン+ 2,200円(税込)~/月
メリハリ無制限 6,160円(税込)/月(月間3GB以下の利用の場合は1,650円割引)

スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
ソフトバンクのモバイルのページです。モバイル(スマートフォン、携帯電話、タブレットなど)に関する製品情報や料金・割引情報、お得なキャンペーン、対応サービスエリア、サービス・アプリケーション、お客様サポートなどをご紹介します。

Y!mobile

ケータイベーシックプランSS

Y!mobileも1プランです。月額基本料金1,027円(税込)で通話が利用出来ます。通信をしたい場合はベーシックパック330円の加入が必要です。また、通信は従量制で110MB(0.1GB)以上利用すると4,950円(税込)と高額となりますので、通信も利用したい人にはあまりおすすめできません。

通話料金はソフトバンク、Y!mobile、LINMOへは夜間帯の21:00~25:00を除いて無料となります。それ以外は30秒22円となります。

通話オプションとして、スーパーだれとでも定額が1,100円(税込)で用意されています。

【公式】ワイモバイル(Y!mobile)- 格安SIM・スマホはワイモバイルで
【公式】ワイモバイル(Y!mobile)、家族で990円からご利用可能なiPhone、Android スマートフォン、SIMの料金・サービスをご紹介します。

スマホプランを活用する各社

上記以外の会社はスマホプランで契約してガラホを利用することになります。データを少し利用する可能性がある方はこれらのスマホプランを活用する方がデータ通信による無用な高額になる事を抑えられるかもしれないと思っています。
ここでは、使えない可能性も有るキャリアも含めて記載しています。
自分の持っている端末が希望キャリアで利用可能か否か注意が必要となります。

また、かけ放題や安い通話料を適用するために専用番号付与などを利用しなくて良いキャリアを利用する方が便利です。ここでは基本的に手動で専用番号の付与(プレフィックス)不要なものを記載します。

楽天モバイル

楽天モバイルはRakuten UN-LIMIT VIを利用することになりますが、
通話0円にするためのRakuten Linkはガラホでは利用出来ません。
また、現在、楽天モバイルはauをパートナー回線として利用しているため、auのガラホであれば利用出来るかも知れませんが、今後パートナーエリアが全国的に終了して行く予定で、
楽天エリアのみになった際、楽天のLTEではband3対応端末以外は通話できないと言われているので、ガラホを楽天モバイルで運用するのは現実的では無いと考えられます。

楽天モバイル
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ガラホは基本的に×

UQ mobile

UQ mobileで利用が推定されるのがくりこしプランS +5Gになるかと思います。このプランの場合、データ利用量が3GBとなります。

月額1,628円(税込)です。通話料は30秒22円となります。
通話オプションとして
通話パック(60分/月)550円(税込)
かけ放題(10分/回) 770円(税込)
かけ放題(24時間いつでも) 1,870円(税込)
が用意されています。データも少し使う人であればおとくな通話込みが2,178(税込)~利用出来ます。

回線がau回線となるので、ドコモやソフトバンクが販売しているガラホでは利用出来ないもしくは利用範囲が狭くなると思います。

【公式】UQ mobile・UQ WiMAX|KDDI・UQコミュニケーションズ
格安スマホ・格安SIMのUQモバイル、超速モバイルネットのWiMAX 2+を提供するKDDI・UQコミュニケーションズの公式サイトです。

au端末が○

日本通信

日本通信はNTTドコモと闘いながら料金を下げてきたイメージのある通信会社ですが、先日合理的シンプル290を発表しました。このプランはデータ通信、1GB290円 通話料30秒/11円とかなりお得なプランです。待ち受け専用であれば選択肢の一つです。
通話オプションもしっかりと用意されています。
70分間無料/月 700円(税込)
かけ放題    1,600円(税込)

回線はドコモ回線ですので、ドコモのガラホを利用するのがBESTです。au・ソフトバンクのガラホは利用出来ない、もしくは利用エリアが制限される可能性が有ります。

日本通信SIM 合理的なスマホ料金誕生【公式】
「お客様にとっての合理性」を追求した日本通信SIMは、分かりやすく、安心できて、納得感のある料金ラインナップです。1GBのデータ+通話ができるシンプル290プランは月額290円。10GB使えるみんなのプランは月額1,390円。定額通話もできるオプションも格安で提供しています。

ドコモ端末が○

povo2.0

povo2.0は基本料金0円で必要なものを必要なときにトッピングという形で専用アプリで追加購入して利用するスタンスです。ただし、通話オプションに関しては一度登録すると変更手続きを行うまでは自動更新となります。また、基本料金0円ですが128kbpsの通信が可能ですので、Eメールも送信する程度なら問題なく利用可能です。

通話オプションとしては
5分かけ放題 550円(税込)
無制限かけ放題 1,600円(税込)
となっており、550円でちょっとした通話とEメールの送信が可能です。現実的では無い速度ですが、一応WEBも見れなくは無いです。

回線はau回線で格安SIMキャリアでは無く本家auと同品質なので、通信品質は安定しています。
ただし、povo2.0の申し込みや使用開始、トッピングのコントロールにはPCは不可で、別途スマホのアプリが必要となるので、家族などでサポートできるか、スマホを所持している2台目需要、タブレットの活用が必要になるかと思います。

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au端末が○

mineo

mineoは3キャリア対応の格安SIMキャリアではじめてプレフィックス番号の付与が不要となりました。このサービスが始まったのが2022年3月1日からと始まったばかりです。

mineoは音声通話を行う場合データ通信量1GB1,280円が最低料金と言うことで、格安SIMとしては少し高めです。この為、安価にガラホを維持するという面では他社に負けてしまいます。

通話かけ放題オプションも始まりました。
10分かけ放題 550円(税込)
無制限かけ放題 1,210円(税込)
※2023年2月28日までのお申し込みで1年間110円引

価格面で、少しデータを使うソフトバンク系のガラホをお持ちの場合はソフトバンク、Y!mobileよりおトクに運用できそうです。

通信面では3大キャリアに合うSIMを使うことで安定的に利用可能です。

mineo(マイネオ)
格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】
mineo(マイネオ)は、多くの方に選ばれている格安スマホ/格安SIMのサービスです。au・ドコモ・ソフトバンクに対応しているので、お手持ちの端末そのまま、電話番号もそのままでご利用いただけます。

ドコモ端末○ au端末○ ソフトバンク端末○

OCNモバイルONE

OCNモバイルONEはNTT系列という事で、格安SIMで最初にプレフィックス番号の付与が無くなりました。通信回線も他社格安SIMと比較して安定していると言われています。

OCNではドコモのエコノミーMVNOの開始とともに500MBプランをスタートしました。基本料金550円(税込)からとなり、この中に10分間/月の通話料金が含まれています。Eメールをちょっと使いつつ待ち受けに近いガラホの選択肢の一つになるかと思います。

また、通話オプションとして以下が用意されています。
10分かけ放題 月額935円(税込)
トップ3かけ放題 月額935円(税込)・・・通話量上位3箇所への通話料金が0円
完全かけ放題 月額1,430円(税込)

ドコモ回線を利用しているので、基本的にドコモの端末での利用が推奨されます。

ドコモビジネス|NTTコミュニケーションズ オフィシャルサイト
ドコモビジネス・NTTコミュニケーションズ オフィシャルサイトです。企業情報や法人向けサービス・ソリューション情報を掲載しています。

ドコモ端末が○

イオンモバイル

イオンモバイルの強みは格安SIMでは珍しく、店舗での対応を強調していることです。この為、買い物圏内にイオンが有り、その中にイオンモバイルが有れば高齢者にとっては心強い格安SIMキャリアとなります。

音声SIMの場合、1GB858円(税込)が基本料金で、30秒11円で利用出来ます。データ容量は1GB以降1GBごとに110円足すことで10GBまでの契約可能です。

通話オプションとして
5分かけ放題 550円(税込)
10分かけ放題 935円(税込)
無制限かけ放題 1,650円(税込)
となっています。

イオンモバイルではドコモ回線とau回線が選択可能ですが、2022年3月1日現在では通話かけ放題オプションを適用する際にau回線ではプレフィックス番号の付与が必要となります。この為、ドコモ回線でドコモ端末を利用するのがお勧めとなります。

イオンモバイル|イオンの格安スマホ・格安SIM
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ドコモ端末が○ au端末が△※利用に問題ないがかけ放題オプションが手間になる。

どこがおすすめになるのか

どこが良いのかな?

ガラホの場合、スマホ以上に対応バンドが絞られていることも多い為、他社回線で安定的に使えない可能性が高いと考えた方が良いです。この為、端末のキャリアと通信回線は合わせておくのが無難です。

au端末の場合

データ通信も余りしない、もしくはEメール程度の場合で価格面を考えた場合にはpovo2.0一択になるかと思っています。但し、先にも記載したようにpovo2.0アプリでのコントロールが必要なので、別途スマホやタブレットが必要になります。
サポートを必要とする方はUQ mobileのくりこしプランS +5Gに通話オプションを必要とする場合には60分間無料通話550円オプションと合わせて2,178円が良いのかなと思います。
但し、いずれのプランもキャリアでは販売していないのでauのガラホを別途端末を入手する必要が有ります。

ドコモ端末の場合

ドコモ端末の場合、維持費だけを考えると日本通信の合理的シンプル290で1GBのデータ有りで290円で維持できます。通話オプション70分間無料通話込みで700円と合わせても990円です。
OCNもデータ0.5GBで10分無料通話込み550円でマッチすればおトクかと思います。
店頭サポートを希望するならイオンモバイルが良いかと思います。いつも買いものに行くお店で話を聞くことが出来るので。
但し、au端末同様にガラホは別途調達が必要です。

ソフトバンク端末の場合

ソフトバンク端末は選択肢もそんなに多く有りません。他社で使う為の労力を割くほど金額の差が少なく、端末を入手しやすいソフトバンクで利用するのがBetterかも知れません。

では私はどうするか

なすさんはどうしますか?

私は今回、au端末のKYF41を準備する予定です。実際に利用する身内の希望で、同じような使用感を希望しています。現在の端末はSONYのURBANO BARONEです。同じような使用感と言っても、1を押せば私にかかるという使い方です。歳も重ねているので簡単ケータイKYF41を選択するつもりです。これで有れば、123の独立ボタンが有るので、希望に添うかなと思っています。耳も少し聞こえにくくなってきているようなので、スピーカーとして利用出来る充電台もポイントなのかなと思っています。また、最新機種のKYF43と異なり、Wi-Fiに対応していることから端末のアップデートもやりやすいのでは無いかと考えています。
また、何年もの利用方法を見ていて、用事があるときに短時間電話を私にかけてくるもしくは私がかける事がメインでメールの利用もほぼ無いことから、今回調べた結果から、私がサポートする形でpovo2.0の5分かけ放題550円で運用していこうとの結論に達しました。

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