仕事柄、社内の各種機器手配を行っており、先日もとある事業所でFAXが故障したという連絡を受け、
代替機を入れた後にいつも機器をお願いしている会社に、ここ最近購入している機種の見積りを依頼。
見積りは普通に届いたものの、メールに特記事項が。
～メーカーより在庫なし、納品は早くて12月もしくは来年初頭になる可能性ありと～
これには参りました。代替機があったとは言え、この代替機も中古機で送信の度に濃度を操作しないと相手に印字状態が良くない状態で届いてしまう代物。一刻も早く手配したいのに。
メーカー、機種に拘らず機能が似たものが無いか再度連絡すると、手配会社の別支店に在庫が一つあるとのことでなんとか今回は手配が出来ました。
半導体不足が叫ばれており、プリンターの枯渇も聞いていましたが、FAX需要は落ちてきているとは言えこんな所にまで影響が広がっているんですね。
昨日、家電量販店に自宅FAXのインクリボンを買いに言ったときには、FAXコーナーに大きくPanasonicからのお知らせとして、新規受注停止のお知らせが掲載されておりました。
ページが見つかりません | Panasonic
panasonic.jp
せっかく、コロナ禍が収まる兆しが見え始めておりますが、産業全体が作りたくても作れない状況となっているようで、残念です。半導体は産業の米というのは本当に当てはまる言葉だなとつくづく思い知らされました。資源が少なくものづくりで経済を支える必要がある日本としてはこれを機会に国の政策として半導体産業について改めて考えていく必要があるのでは無いかと思いました。
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