auカブコム証券クレカ決済参入~モバイル代理戦争?

一昨年末からモバイルの価格競争が激しくなっていますが、証券会社もネット証券会社を中心に動きが激しくなっていますね。

auカブコム証券がauPAYカードでの投信積み立てのクレカ決済スタート

引用:auカブコム証券公式サイト

本日、auカブコム証券が2022年3月28日(月)からauPAYカードでのクレカ決済による積み立て投信の開始を発表しました。

内容は

引用:auカブコム証券公式サイト
詳細

auPAYカードによる投信積み立ては50,000円まで可能で毎月の積立額に応じて1%Pontaポイントが付与される。
これに加え、auユーザーなら4%、UQ mobileユーザーなら2%のPontaポイントが最大12ヶ月間付与される。(付与は積立額100円ごと)なお、povo1.0、povo2.0ユーザーやデータ通信専用契約、光回線契約などは対象外となる。

なすさんはauカブコム証券使うの

目立たなかったauカブコム証券

私は元々、auカブコム証券でつみたてNISAを利用していました。とはいえ、今まで楽天証券やSBI証券のような派手さの無い証券会社でネット証券の中では若干目立たない存在のように感じていました。私はauじぶん銀行がメインとなっていてその流れで、お金の出し入れのしやすいauカブコム証券を使っているという感じでした。例えば、Youtubeでネット証券の解説動画を検索した場合、多くは楽天やSBI、もしくはマネックス証券が表示されることが多いのがニーズの差を思わされます。
私もauカブコム証券とは別に楽天証券も途中から利用をはじめていました。クレカ決済とSPUはやはり魅力です。auカブコム証券が何も無ければ楽天証券へ全面移行しても良いかとさえ考えていました。

クレカ決済できる証券会社は多いのかな

クレカ決済とポイント付与競争

元々、クレカ決済による積み立て投信と言えば、楽天証券の独壇場でした。楽天証券はクレカ決済額50,000円までなら1%の楽天ポイント付与と、投資信託の保有額に応じた楽天ポイント付与のWなおトクさで人気を集めていました。そこにSBI証券が三井住友カードとの組合せで参入し、競争が激化。SBI×三井住友カードでは条件によっては楽天証券より多くのポイントがもらえる状況です。とはいえ、先行利益と楽天証券のサイトの使いやすさで、人気は楽天証券のままでした。私も乗り換えてはいません。
しかし、昨年からの楽天経済圏の改悪に楽天証券も含まれてしまい、クレカ決済でのポイント付与が2022年8月以降大幅減、特に私のようなインデックス投信は1%⇒0.2%となる見込みです。楽天キャッシュを利用することで、0.5%にする手段(キャンペーンで2022年12月まで1%)ができましたが、手間が増える事で割に合わない気がしています。
このあと、マネックス証券もクレカ決済のスタートと1.1%還元を発表。楽天証券以外の会社が取りに来ているなというのがよく分かる状況となってきました。

auカブコム証券の参入

続々とクレカ決済&ポイント付与が発表される中でauカブコム証券も何かしてこないのかなと思っていました。昨年からauじぶん銀行は様々な施策を発表してきていて、auPAYやauPAYカード、auカブコム証券との連携などで利子がアップし、来月からはライトユーザーのATM無料利用回数が増えるなど良い条件で利用者ランクも改定されます。
そんな中で、本日の発表でした。ネット証券で目立たなかった存在から目立つ存在になるかもしれません。

これからの付き合い方は

楽天経済圏VSau経済圏

楽天モバイルの莫大な費用負担によるものと思われる、楽天経済圏の改悪とモバイルで得た利益を経済圏の拡大に積極的につぎ込んでいるように見えるau。非常に対照的な状態になってきたと思います。今回は証券会社の話ですが、モバイルの代理戦争のように思います。
たまたま、私は両方の経済圏を行ったり来たりさせてもらっているので、利用者としては競争があるのは有り難いことではあります。
まだまだ、それぞれのサービス、経済圏で良い面悪い面があります。そんな中で、金銭面だけで無く時間も無駄にならない利用の仕方をしていこうとは思っています。

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