始まったときの衝撃から1年。同じ時期にほぼ横並びでスタートした他の大手キャリアのオンライン専用プランであるpovoやLINEMOのような大きな動きはありませんでしたが、本日新たな動きがありました。
※金額は税込です。
新たなプラン？
他のオンライン専用プランのように新たなプランが追加されたの？
今回、ahamoが発表したのは新たなプランでは無くオプションという位置付けです。
その名も「ahamo大盛り」
合計100GB使えるプランです
どんなオプション？
ahamoを契約する場合、現在のデータ容量20GB、5分かけ放題込みで2,970円に変更は無く、ここに大盛りをオプションで付けることで月額データ容量が合計100GB使える。大盛りオプションの価格は1,980円で月額4,950円となります。
利用開始は2022年6月からです。このオプションを使えるのはしばらく後になります。
ahamo大盛りが適する人
100GBってだれ向けになるの？
このオプションは基本的に万人向けではありません。
動画を見ない、ニュースサイトやSNSを軽く見る方は不要です。
自宅やよく利用する場所で光回線など安定的なWi-Fi環境のある方は普通のahamoの20GBでも多いと感じている方もいると思います。
では、どんな方にフィットするかというと
長時間の動画視聴などヘビーな利用をするが、一人暮らしでギガホ プレミアの家族割などの各種割引の恩恵を受けられない方。1人でギガホ プレミアを契約すると7,205円ですがahamo大盛りであれば4,950円です。
光回線を引けない、引きたくない方にも便利です。回線も安定のドコモ回線なので安心です。
エンタメの動画視聴だけで無く、コロナ禍で急遽、テレワークやリモート授業で必要になった場合、光回線を引いている余裕はありませんし普通の契約だけでは心許ない、データ容量の追加は価格も跳ね上がるかも知れない。そんなときにテザリングも含め特に制限の無い100GBが使えれば安心な部分があります。
他社との比較
他社との比べてお得なの？
楽天モバイル
大容量プランで最初に名前が挙がるのが楽天モバイル。20GBを超えたデータ容量は、どれだけ使っても3,278円です。価格面ではahamo大盛りより有利です。但し、下記のような問題点があります。
- 使い方により通信制限を受けることがある。
以前は具体的に通信制限を受ける利用量がサイトに記載されていましたが、現在は具体的なデータ容量の記載はありません。 - エリアが狭い
高速通信でのデータ無制限は楽天モバイルアリアのみです。auローミングエリアの場合は1Mbpsとなり速度が落ちます。
povo2.0
povo2.0の類似プラン(トッピング)として60GB6,490円、150GB12,980円があります。価格面だけを見るとahamo大盛りの方がお得です。
しかし、月額利用で繰り越しも無いahamoに対し、povo2.0は60GBはデータトッピングから90日間、150GBになると180日間利用することが可能です。月によって利用量が大きく変化する方はpovo2.0の方が向いているかもしれません。
利用者は限られるかな
申し込む人は少ないかもね
先にも記載したように、毎月100GBは使う人は多くないと思います。なので、ahamo大盛りを利用する人はそんなに多くないのではないでしょうか。
ただ、20GBではちょっと足りなかった人が余るけど申し込む事もあると思います。このオプションは毎月入り切り可能なので、データ容量追加のような使い方もできるようです。
本当はもう少し小刻みな追加ができれば良かったのになと思います。
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